人生の調和と成長を目指して
メンタリングとは簡単にいうと、経験豊富な人が、経験の少ない人に助言や指導を行って、成長を支援する関係や活動を指す言葉です。
メンタリングは、日本ではまだなじみの薄い言葉かもしれませんが、海外ではすでに各方面で採用されています。
企業内、スタートアップや起業家支援など、ビジネスシーンにおいてはメンタリングが非常に普及しています。
ほかにも、教育分野や、リーダーシップを開発するプログラムなども増加しています。
特にアメリカやヨーロッパでは、メンタリングを取り入れる企業や団体が多く、組織が成功するための重要な要素とされています。
メンタリングでは、プライベートも含めた自分自身の生き方や人間性を磨いていくといった意味があります。
仕事に関わることだけではなく、家庭や地域での活動、趣味的な活動も含めた人生そのものという観点でとらえています。
そのため、ビジネスの成長と個人の成長に焦点を当て、広い範囲での精神的なケアを対象としています。
メンタリングを提供する人をメンター、受ける人をメンティーと呼びます。
長期的視点からメンティーのビジネスの未来やバランスの取れた環境などを見守ることを重視し、基本的に一対一の信頼関係に基づいてサポートを行います。

メンターとは
メンターには本来、『信頼できる助言者、指導者、育成者、模範的存在』といった意味があります。
日本ではメンターというと「師匠」や「先生」に近いニュアンスで使われることもあります。
しかし本来の意味は、もっと広範で柔軟なものです。
指導者というより、「伴走者」や「頼れる先輩」というイメージが適切かもしれません。

コーチングとの違い
日本で認知度が高いコーチングとメンタリングは、どういったところが違うのかをご説明します。
コーチング
目的
クライアントの目標達成や行動の変容を支援する
手法
質問を通じてクライアント自身の答えを引き出していく
焦点
目標達成に向けた具体的な行動や成果にフォーカス
メンタリング
目的
成長を促進したり、経験や知識を伝えることが中心
手法
メンターの経験や知識をシェアし、助言を行っていく
焦点
人生全体やビジネスの成長など、広い範囲にフォーカス
コーチングではお客様との短期的契約が多いのに対し、メンタリングは、人生の調和とバランスを重視するので、長期的な関係構築が重視されることが多いです。
人生の全体がメンタリングとすれば、その中のどこかの分野の問題解決法がコーチングであるといえるかもしれません
ウェルビーイング実現のために
- 喜び・感謝 -
こころの健康
- 活力・健康維持 -
身体の健康
- 家族・人間関係 -
社会との繋がり
WELL=良好な Being=状態
近年、ウェルビーイングの重要性が世界的に高まっています。
世界保健機関(WHO)や国、自治体、企業、教育機関などによってさまざまな取り組みや新たな動きが広がっています。
起業家もこれまでのように、経済的な成功を目指すだけの生き方では、時代の流れに取り残されてしまいます。
身体的・精神的・社会的に良好な状態で、短期的な幸福だけでなく、将来にわたる持続的な幸福を実現していく必要があります。
そのためにもメンタリングの重要性はこれからますます高まっていくと言えるでしょう。
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