「もっと頑張らなきゃ」と自分を追い込み、「疲れているけど休むわけにもいかない」と働き続けていませんか?

起業家として成果を出すためには、長時間労働も仕方ないと考えていませんか?

実は、持続的に仕事のパフォーマンスを上げる秘訣は「頑張りすぎないこと」にあるんです。今回は、起業家としてのパフォーマンスを最大化するための、エネルギー管理と健康維持の方法をお伝えします。

「朝の15分」があなたの1日のエネルギーを決める

起業すると、メールチェックから1日が始まる…という方、多いのではないでしょうか。目覚めてすぐにスマホを手に取り、未読メールや通知に反応することで、あなたの脳はすでに「お仕事モード」に入ってしまっています。

その代わりに、朝の最初の15分を「自分のためだけの時間」として確保してみませんか?

朝からパソコンに向かい、夜遅くまで働く生活パターンを続けていた、Mさんという女性がいます。彼女は昼過ぎには集中力が途切れ、夕方には頭痛に悩まされていました。

それで、15分間だけ朝の瞑想を勧めててみました。すると1日のパフォーマンスに大きな違いが出てきたんです。

「朝のたった15分で、1日のエネルギーが全く違いますね。途切れがちだった集中力が続くようになったし、お客様とも深い会話ができるようになりました。何より、以前の7割くらいの時間で、同じ成果が出せるようになったのにはびっくりです」

朝の15分でできることはいろいろあります。深い呼吸、瞑想、ストレッチ、感謝の日記、温かい飲み物をゆっくり味わう…。大切なのは、SNSやメールなど外部からの情報を遮断して、自分の内側に意識を向けることです。

この小さな習慣は、あなたの脳を「創造モード」に切り替え、1日のエネルギーの質を高めてくれます。エネルギーに満ちた状態で臨めるので、打ち合わせや創作活動も、必然的に良い結果を生み出すようになります。

「小さな休息」の積み重ねがバーンアウトを防ぎ、創造性を高める

起業家の多くが陥りがちな罠、それは「休んでいては負けてしまう」という思い込みです。でも、実は逆なんです。戦略的に休息を取り入れることこそ、長期的な成功への近道になります。

脳科学的にも、人間の集中力は90分程度で低下することがわかっています。つまり、休みなく長時間作業を続けるのは効率が悪いわけです。

それより小さな休息を挟んだ方が、トータルのパフォーマンスは上がるんですね。

「ポモドーロ・テクニック」をご存じですか?25分の集中作業と5分の休憩を繰り返す方法です。実践してみるにはおすすめの方法です。

驚くことに、この「意図的な休息」を取り入れることで、1日の終わりの疲労感が全く違ってくるんです。

休憩中にできることは、立ち上がってストレッチする、窓の外を眺める、深呼吸する、お気に入りの香りを嗅ぐなど。たった5分でも、脳と体をリセットする効果があります。

また、昼食後の15分間のパワーナップ、つまりお昼寝も効果的です。完全に眠らなくても、目を閉じて休むだけで、午後のパフォーマンスが格段に向上します。

バーンアウトとは燃え尽き症候群のこと。慢性的なストレスによって心身が疲弊して、意欲や熱意を失う状態です。こうなるとビジネスに重大な支障が出ますよね。

小さな休息を意識的に取り入れることで、バーンアウトを防ぎながら、アイデアが湧き出る状態を維持できます。成功している起業家は、休息もまた「投資」だと知っていて、積極的に心と体を休めています。

「身体を動かす時間」が脳のパフォーマンスと意思決定力を高める

デスクワーク中心の起業家生活では、知らず知らずのうちに体を動かす機会が減っているかもしれませんね。「忙しくて運動する時間なんてない」と思っていませんか?

適度な運動は体力づくりにはもちろんですが、実は、脳のパフォーマンスを劇的に向上させる効果もあるんです。身体を動かすことによって脳内で分泌される物質が、創造性、記憶力、問題解決能力を高めてくれます。

特に起業家にとって重要な「意思決定力」は、身体活動と深い関係があります。身体を動かすことで、複雑な問題に対する直観力が鋭くなり、より良い判断ができるようになるんです。

毎日のウォーキングを始めてから「迷いが減り、決断が早くなった」と言う方もいます。この方は以前、選択肢を比較検討するのに何日もかかっていました。それが今では、自分の直感を信頼し、スピーディに判断できるようになっています。

運動と言っても、ジムに通うような時間がなくても大丈夫。日常に少しの工夫を加えるだけでも効果があります。

例えば、

  • オンラインミーティングは「歩きながら」参加する
  • 電話での会話は立ちながら、または部屋の中を歩きながら
  • デスクワーク1時間ごとに2分間のストレッチタイム
  • エレベーターではなく階段を使う
  • 車ではなく、可能な距離は歩いて移動する

また、夕方の短い散歩は、一日の疲れをリセットし、夜の良質な睡眠にもつながります。睡眠の質が上がれば、翌日のエネルギーも自然と高まるという好循環が生まれますね。

身体を動かす習慣を取り入れることで、あなたはよりアイデアがひらめくようになり、判断力もより確かなものになっていきます。

「食事の質」があなたの集中力と持続力を左右する

忙しい毎日を過ごしていると、ついつい食事が不規則になったり、手軽なものに頼ったりになりがちです。実は、あなたの食べているものが、ビジネスのパフォーマンスに直結しているのをご存じですか?

脳の重量は体重の約2%しかないのに、全エネルギーの20%以上を消費する器官といわれます。つまり、質の高い「脳の燃料」を補給することは、脳の働きを高め、集中力や創造性を維持するために欠かせないんです。

特に注目したいのは、血糖値の急激な上下動を避けること。菓子パンやスナック菓子などの単純糖質を摂ると、血糖値が急上昇し、その後急降下します。いわゆる「血糖値スパイク」が起こるため、一時的にエネルギーが上がるものの、すぐに急降下します。

単純糖質の代わりに、良質なタンパク質、健康的な脂質、複合炭水化物をバランスよく摂ることで、持続的なエネルギー供給が可能になります。

忙しい朝には、前日に簡単な食事を用意しておいたり、素早く作れるプロテインスムージーなどを利用するのもおすすめ。ナッツ類や茹で卵を常備しておけば、小腹が空いたときのヘルシーなスナックになります。

また、脳の働きを助ける食品として、青魚(DHA・EPA)、ブルーベリーなどのベリー類、ハイカカオのチョコレート(カカオ70%以上)、緑茶などがあります。これらを意識的に取り入れることで、記憶力や集中力がアップします。

私はハイカカオのチョコレートを常にバッグに忍ばせて、時々口にしています。

水分補給も大事ですね。軽度の脱水でさえ、集中力や決断力を低下させることがわかっています。デスクに水筒を置き、こまめに水分を取る習慣をつけましょう。

食事の時間を疎かにせず、「最高のパフォーマンスのための投資」と捉えてみませんか。質の高い食事は、長時間働くよりも、はるかに効率的に仕事をこなす秘訣になります。

起業家として仕事のパフォーマンスを上げるには、ただ長時間働くのではなく、自分のエネルギーを最適に管理することかがポイントになります。

朝の15分の自分時間、小さな休息の積み重ね、適度な身体活動、質の高い食事—これらの習慣を少しずつ取り入れることで、あなたのエネルギーは確実に高まっていきます。

疲れを感じたときは、無理をしないで、「自分を大切にするために、今何が必要か?」と問いかけてみてください。自分を大切にすることが、結果的にビジネスの成功につながっていきます。

今日から、小さな一歩を踏み出してみませんか?あなたの未来にキスを送ります♡

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